還元率は何パーセントあればいい?①→派遣の平均以上を目安にしよう【高還元SES】

高還元SESの掲げる還元率は会社によって様々です。どういった基準で選べばいいのか悩みどころです。

この記事では私なりの還元率の目安を紹介したいと思います。

結論

派遣の平均は単価が66万、還元率が61%です。高還元SESの会社平均がこれより低ければSESより派遣のほうが収入が高いことになります。

単価は派遣の平均以上、還元率は平均を上回る高還元SESを選びましょう(個人でなく会社平均)。

単価

高還元SESの経験者採用がほとんどです。普通にやれば派遣の平均単価を軽く超えるはずです。そうでないということは普通でないということです。

高還元SESは単価連動なので単価の低さは収入の低さということになります。会社の平均単価が派遣の平均を下回るようでは要注意です。営業の弱さが考えられます。

平均単価の高さは自分が高い単価の案件につける確率の高さ、将来単価の上がる可能性を示します。少なくとも派遣平均より高い企業を選びましょう。

還元率

高還元SESの還元率を見ると大体65%~が相場です。

派遣の平均年収は約480万です。高還元SESで転職したときこれより+50万くらい欲しいよねということで高還元SESの平均年収530万を目安にします。

目標年収から還元率を求める
①月収を求める
 530万÷12か月=月収44.2万
②還元率を求める(派遣の平均単価66万で割る)
 44.2÷66=0.67

高還元SESで多い65%を中還元、高還元は上の計算から67%としてみました。

高還元を謳っているのでできれば67%以上。65%でも派遣平均より高いので、そこはその他の条件などを加味して選ぶといいでしょう。

注意事項

年齢、経験年数、スキル、専門分野で個別の単価は平均より大きくずれます。あくまで会社の実力を知る1つの指標として還元率と単価のボーダーを示してみました。

ちなみに比較するときは全体の平均で。ときどき「1年未満のぞいたら平均単価XX万円」と有利な条件で平均を出している企業を見ます。経験者採用でただでさえ平均が高くなっているのでさらに平均を上げるような条件と比較すると実態とかけ離れます。

 

②へ続く

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